私がテコンドーをする理由
M.A 、テコンドー暦10ヶ月、品川区在住 26歳 男 会社員
初めのきっかけは新聞に小さく載っていたテコンドー大会のお知らせを見た事でした。その時は「へえ、日本でも大会があったのか」といった程度の興味を持ったまでしたが、後日試しにインターネットで「テコンドー」と検索すると、なんと家の近くに道場がある事がわかり、早速電話し、体験入学を申し込んだ。
初めて見学したテコンドーの道場は想像していたよりも爽やかで楽しそうな場所だった。師範は常に真剣で、厳しいけど、優しさのにじみ出ている方でした。初めて見た師範の蹴りは早く、力強く、美しく、私は身震いした。見学をしていた私はうずうずし、早く蹴ってみたくて堪らなかった。次の週から早速お世話になることにした。
その時の私は会社の労働時間と、持病の腰痛を考慮し、週1回行ければ十分と考えていた。しかも当時の私は週末引きこもりだったので、週1回会社以外の時間を持つことは至極困難に思えた。しかし実際初めてから週1回では満足しなくなるまでに時間はかからなかった。ミットを蹴る事は快感で、「パーン」と鳴ると脳内麻薬が大量分泌されるようだ。会社や私生活でどんなに嫌な事が起きても、ミットを蹴ると満足していた。腰痛はヨガをみようみまねで実践すると痛くならない事を発見し、練習を続けることができた。
先輩道場生は皆優しく、覚えの悪い私に何度も丁寧に教えてくれた。大学の頃は対人恐怖症を煩っていた私だが、人と接して楽しいと思えるようになっていた。テコンドーは精神病治療に有効と言って良いと思う。
私は何事もすぐに諦めてしまう精神の弱い人間なので、テコンドーを通じて心身共に強くなりたい。 いつの日か強い自分になれるまで、諦めないで続けて行きたいと思っている。
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